はじめに
こんにちは、すずきです。
9月に入って気温もだいぶ下がり、過ごしやすく、すっかり秋になりました!
この時期から始まるのがサヨリパターンというもの。
サヨリは下顎の突き出た細長い魚で、秋になると大量のサヨリが湧きます。
大体は群れを作り、水面付近を回遊しています。
シーバスはその大量発生したサヨリをエサとして食べるためにボイルを起こすこともたびたびありますし、そういった光景をたびたび目にします。
ベイトは重要
シーバス釣りにおいて、ベイトフィッシュというのは非常に重要な要素の一つであり、シーバスは一つの種類のベイトフィッシュに固執することも多々あります。
たとえば、バチ抜けシーズンにはバチ以外のエサをあまり捕食せず、見向きもしないというような傾向がある場合があります。
マッチザベイトを常に意識し、ベイトに合わせたルアーをキャストすることは非常に重要なことです。
出来る限りサイズや色・動かし方までベイトに合わせる必要があります!
サヨリパターン
ここまで来ると、サヨリに合わせた細長く・水面直下を引けるルアーを選択すればいいということは分かっていただけると思いますが、一般的にサヨリパターンはシーバスを釣るのが難しいという話をよく耳にします!
なぜなんでしょう??
サヨリパターンが難しい理由
1、サヨリの数が多すぎ
秋はサヨリが大量に湧いていますので、その中から自分のルアーに食いつかせるのは容易ではありません。
また、自分のルアーを目立たせようとして派手なアクションをしたとしても、すぐに見切られ、スレて、さらに釣れにくくなるといった負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあります。
2、サヨリのサイズ
シーバスは30cmほどのサヨリを捕食するわけですが、細長い魚体なため横とか頭からではうまく食べることができません。
大体はサヨリの尾の方から食べます。
現に釣れたときのルアーを見てみると、サヨリを捕食しているシーバスはルアーのリヤフックにかかっていることが多いと思います。
3、トレースの仕方
サヨリの後方から捕食するため、サヨリの泳いでいる方向に合わせてのトレースが重要になってくるわけですが、縦横無尽に泳ぎ回っているサヨリに合わせてのトレースは困難を極めます。
サヨリパターン攻略
攻略するために
流れがある場所でサヨリは流れのある方向に頭を向ける習性があり、どちらからどちらに流れているのかがわかれば、おのずとリトリーブすべきポジションも決まってきますし、ベイトに合わせやすいと思います。
おすすめルアー
ジャクソン Nyoro Nyoro(にょろにょろ)
サヨリパターンにおいて、絶妙なシルエットがマッチザベイトでシーバスを魅了します。
ローリングアクションとヘッドを支点にした緩やかなウォブリングアクションがミックスされた独自の「にょろにょろアクション」は、余計な動きを排除することでハイプレッシャー下でも多くのバイトを引き出してくれます。
また、トゥイッチ・ジャークなどのロッドワーク次第で足の長いダートが可能で、逃避するベイトをリアルに再現しています。
まとめ
口で言うのはとても簡単なこと。
でも、実際難しいといえば難しいのかもしれない。
とはいえ、秋には秋の釣り方を楽しむことはいいことだと思いますし、迫力のあるボイルが見れるかもしれないですからね。
秋の釣りを満喫しましょう!