はじめに
どうも、こんにちは!
日本沿岸部にはマルスズキ・ヒラスズキ・タイリクスズキという3種類のスズキが生息していることはご存知でしょうか?
マルスズキはヒラスズキに対しての俗称で、一般的にスズキと呼ばれています。
3種類のスズキが生息しているとはいえ、釣り上げられる個体の大半がマルスズキかヒラスズキです!
タイリクスズキはマルスズキ・ヒラスズキと比べると特徴的に見た目で一目瞭然に違いがわかるので、ここではマルスズキ・ヒラスズキの2種類のスズキの違い・見分け方について解説していきたいと思います!
生息域
マルスズキとヒラスズキではその生息域にも多少なり違いがあります。
マルスズキは日本全国の沿岸部に生息しています。
ヒラスズキはマルスズキに比べやや暖かい海域を好み、生息の北限は日本海側で石川県、太平洋側で福島と言われています。
しかし、秋田県でヒラスズキが上がったという話が一時話題になったこともあり、ハッキリと解明されていないというのが現状です。
・・・とはいえ、関東よりも北で釣れる個体のほとんどはマルスズキと考えてもいいと思います。
特徴
マルスズキ
体高はスリム、頭部が大きい、口が大きい、尾ビレの付け根が細いなどがあります!
回遊性の個体は銀ピカであることが多く、居付きの個体はやや黒ずんでいたり茶色っぽいということもあるようです。
ヒラスズキ
体高があり、頭部が小さく、目が大きい、尾ビレの付け根が太いなどがあります!
また、ヒラスズキの下アゴにはウロコがあるのも大きな特徴と言えます!
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見分け方!
特徴や画像をみてもらうと、ある程度違いがわかってもらえたと思います。
でもこうやって比べながら見ると違いがわかりますが、いざ釣り上げた個体を見たとき、見分けられないということもありますよね!
そりゃ、種類の違うスズキと言っても、マルスズキに近いヒラスズキがいればヒラスズキに近いマルスズキがいることもあります!
・・・そこで特に注目したいのが尾ビレの付け根です!
痩せていて体高がなく感じたり、逆に肥えていて体高があるように感じたりすることがあるかもしれませんが、尾ビレの付け根に関しては環境に影響されず特徴が活きているように感じます。
・・・それでも判断が難しい場合は「ヒラスズキ特有のウロコ」でしょう!
画像を見てもらうと、下アゴの両側に口先からウロコが一列に並んでいるのがわかると思います。
これはヒラスズキ特有のもので、ヒラスズキ以外にはないので1番確実な見分け方と言えます!
まとめ
いかがだったでしょうか?
すべての個体が特徴通りのかたちをしているワケではないので、見た目だけでの判断が難しい場合も多々あると思います。
そんなとき、生息域・特徴などをもとに、見て・触って判断していただくといいと思います!
・・・この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいです^^
最後までお読みいただきありがとうございました。